Q 現在の仕事内容を教えてください。
営業企画部の仕事はカタログなどの販促ツールの作成からトラクタメーカーの本社との窓口、市場からの声をベースとした製品企画、海外への輸出対応など、多岐にわたります。その中でも私は主に販促ツールの作成・デザインに取り組んでおります。
配属当初はカタログ・フライヤーなど紙面デザインが主な仕事でしたが、時代の流れに従ってwebデザインや動画編集など求められるスキルの幅が広がっていきました。また、経験を重ねる中でプレイングマネージャーとしての役割を求められるようになり、時には部下から得意分野を学びながら、時には自分自身のスキルにさらに磨きをかけながら日々の仕事に励んでいます。
Q あなたはどんな学生でしたか。
デザイン系の専門学校に通っていました。小さいころから何でもできる器用なタイプで、それゆえ何かできない事があったり友人の活躍を見たりすると、負けじと物事に熱中して取り組んでいました。
就職活動の際には、デザインをする職種にこだわって企業を探していました。学校の先生からの紹介で地元企業であるササキの存在を知り興味を持ち応募を決めました。
Q 今までの仕事で最も印象に残っていることは何ですか。
電動ラッセル除雪機オ・スーノの製品化がとても印象に残っています。オ・スーノは、それまでの農機業界向けの製品と異なり一般消費者向けの製品です。ホームセンターなど一般消費者向けの販路開拓にあたり、宣伝用ののぼりやポスター、PR動画をDVDで配布するなど、それまでに手掛けてきた農機業界向けの販促ツールとは異なるアイテムや、趣向の異なるデザインが求められ、今まで広告というものをいかに狭い視野で見ていたかを再認識させられました。それ以降、「この業界はこれ」というような固定概念にとらわれず、ターゲットが求めている情報は何か、いかに製品を魅力的に見せられるかを常に念頭に置き、仕事に取り組んでいます。
Q ササキの良いところは何ですか。
大企業とは異なり、部署をまたいだ交流が取りやすいところや業務の小回りが利きやすいところはササキコーポレーションのような中小企業の良さかと思います。
また、福利厚生が充実しているのも魅力の一つです。私は産休・育休を取得し、復職後しばらくの間は時短勤務をしていたため、身体的負担が少なく安心して業務に復帰することができました。
Q これからの目標を教えてください。
メディアが時代と共に移り変わって行く中、時代に合わせた形でいかにササキ製品の魅力を発信していくかが重要になります。ホームページの作成を皮切りに、YouTubeでの動画配信、最近ではInstagramでの情報発信にも挑戦しています。そうした繊細かつ挑戦的なPRをこれからも続けていき、幅広い世代にササキ製品のファンの輪を広げていきたいです。
Q 休日の過ごし方を教えてください。
子供ができてからは子供中心の生活となるので、休みの日は家族みんなでショッピングに出かけたり、水族館やテーマパークなどの娯楽施設に出かけたりと、家族で過ごす時間を大事にして過ごしています。
Q 学生へのメッセージをお願いします。
学生は基本的にはインプットするのが仕事ですが、社会人になるとそれまでに蓄えてきたものをアウトプットすることにより目の前の仕事をこなしていきます。つまり、いかに多くのものをインプットして自分の中の引き出しを増やすか、また、その引き出しの中身をいかに目の前の仕事と照らし迅速に結びつけ、レスポンス良く対応していくかが重要になります。
まずは難しく考えずに色々なものに興味を持ち、意識的に触れる機会を増やすことで、自分という人間の幅を広げていってほしいと思います。