※所属部署はインタビュー当時のものです。

Q 現在の仕事内容を教えてください。

 原価企画部では、生産管理や部品調達、製品コストの検討などを行っています。また、工場直受部では一品ものの営業を行っています。いただいた図面を元にコストを計算し生産・納品する仕事で、現在は部署内で主に工場直受の仕事を担当しています。
 外部の調達先・協力会社さんと工場現場、両方とうまくコミュニケーションを取りながら中間の橋渡し役となるため、社内の各部門が何をやっているかを広く俯瞰し知識を蓄えることが重要です。そのためにも事務所で座っているだけでなく、相手と直接話すということを大事にしながら仕事をしています。

Q あなたはどんな学生でしたか。

 自動車好きが高じて、大学は機械系の学部に進学しました。大学時代は勉強と軟式テニス部、学生自治会、アルバイトと4足の草鞋を履いて生活していました。忙しいけれど毎日が充実していて、この時好奇心旺盛に色んな物事に向き合う姿勢が養われたと感じています。
 就職活動時は都会の喧騒が苦手で地元企業を志望し、工学系の学びを生かせるササキコーポレーションへの入社を決めました。

Q 今までの仕事で最も印象に残っていることは何ですか。

 一番印象に残っているのは配属されてすぐに取り組んだ直受の案件です。自社の機械のことさえ完全に理解していない状況でしたが、周りに助けてもらいながら案件を最後までやり通すことができました。当時は大変でしたが、この経験から、何かわからないことがあった時にただわからないではなく、自分なりにかみ砕いて理解しようという姿勢で臨むことが大切だと学びました。その生きた経験を吸収し自らの引き出しにすることで、できることの幅を広げ自分の中の選択肢を増やしていくのが今は楽しいと感じています。

Q ササキの良いところは何ですか。

 やればやった分、きちんと評価をしてくれる点です。日々やらなければならないことはたくさんありますが、それらをこなした先で周囲からも信用されるようになっていき、その後の仕事も円滑に進むようになります。

Q これからの目標を教えてください。

 DXやAIなど科学技術はどんどん進化していきますが、それだけではものづくりをすることはできません。また、最新鋭のロボットやシステムを導入したとしても人がそれらを理解しコントロールしなければ日々現場で起こる様々な事案に対応することができません。そのため、デジタルとアナログ、新しいものと古くからあるものをどちらも大切にして、ハイブリットなものづくりができるような会社にしていきたいです。

Q 休日の過ごし方を教えてください。

 子供を連れて公園や買い物に出かけていることが多いです。保育園の迎えなど妻と協力をしながら育児に励んでいます。

Q 学生へのメッセージをお願いします。

 是非とも「巻き込まれ力」を大事にしてほしいなと思います。色んなことに接して自分の中の引き出しを増やしていってほしいとは思いますが、何でもかんでも自分が「巻き込む」側であればキャパオーバーとなってしまいます。周りの動きに積極的に「巻き込まれる」ことで、周囲から情報を集め、自分の経験を広げていってほしいです。
 また、会社からお金をもらって働く以上、会社が儲からない限り賃金は増えていきません。少しでも多く利益を出すにはどうしたら良いかという姿勢で日々の仕事に臨むことで、それが最終的に巡り巡って自分たちに返ってくるという意識を常に持ち続けてほしいなと思います。

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