今回紹介するのは生産者の荒川さん。就農から70代となった現在までで営農規模を30~40倍まで拡大してきたと同時に、品質向上のための取り組みにも余念がない。拡大してきた面積の作業を少人数でこなすのに当社製品をご愛用いただいているとのことでお話を伺った。
ササキとの出会い
栃木県南部に位置する下野市はそのほとんどが平野で構成され、うち半分程の面積が農地として使用されている。その広い農地を生かし栽培されたかんぴょうは生産量が日本一で、国内生産量の半分以上を下野市がまかなっている。
荒川さんは奥さんと息子夫婦の4名とパート4名で農業を営んでおり、その営農面積は100ha以上にのぼる。自宅とは別に個人所有とは思えない立派な事業所を構え、乾燥施設・倉庫などが立ち並ぶ。法人化こそなされていないものの、地域農業を支えてきた第一人者だ。
ササキの製品を初めて導入したきっかけは、数年前、稲作経営者会議のつながりで自身のほ場で担い手向けの超耕速マックスハローACEの体感会を実施したことだったという。
大規模農家をうならせる超耕速シリーズの魅力とは
荒川さんに当時のことを伺った。
「代かきの仕上がりが良く、製品の印象が残っていた。その後担当セールスから情報を得て、新モデルが出たタイミングでハローを勧めてもらい、導入した」
4年前に超耕速マックスハローACEを導入し、今でも現役で活躍している。4シーズン使用したが代かき爪の交換をまだ1度もしておらず「持ちが良くいいね」との声。ササキの超耕速マックスハローACEは特許取得の「CK爪」が質の高い砕土、反転・すき込みを実現している。
また、同じ超耕速シリーズから、超耕速あぜぬり機カドヌールACEも導入している。
「バック作業は慣れが必要。毎年作業前にやり方を確認して、思い出しながら作業している」と荒川さん。オプションの散水装置も活用し、土質に依らずディスクへの土の付着を抑えながら安定してあぜを塗ることができている。もう1台の他社機と合わせ2台体制で親子そろってあぜを塗っているが、カドヌールACEは数段速くあぜを塗っていく。トラクターに引かれほ場を駆け抜ける姿は圧巻だ。
大規模農家をうならせる超耕速シリーズの魅力とは
荒川さんに当時のことを伺った。
「代かきの仕上がりが良く、製品の印象が残っていた。その後担当セールスから情報を得て、新モデルが出たタイミングでハローを勧めてもらい、導入した」
4年前に超耕速マックスハローACEを導入し、今でも現役で活躍している。4シーズン使用したが代かき爪の交換をまだ1度もしておらず「持ちが良くいいね」との声。ササキの超耕速マックスハローACEは特許取得の「CK爪」が質の高い砕土、反転・すき込みを実現している。
また、同じ超耕速シリーズから、超耕速あぜぬり機カドヌールACEも導入している。
「バック作業は慣れが必要。毎年作業前にやり方を確認して、思い出しながら作業している」と荒川さん。オプションの散水装置も活用し、ディスクへの土の付着を抑えながら安定してあぜを塗ることができている。もう1台の他社機と合わせ2台体制で親子そろってあぜを塗っているが、カドヌールACEは数段速くあぜを塗っていく。トラクターに引かれほ場を駆け抜ける姿は圧巻だ。
農業への高い志を持って
農業に従事して以来、「やるなら大きくやりたい」と、70代になった今日まで規模拡大や品質向上、設備・機械の導入など構想通りに進めてくることができたと語る荒川さん。営農規模は当初の30~40倍ほどにまで拡大した。法人化などの更なる展開は「次の代に託す」と笑顔で語ってくれた。
最後にササキ製品のイメージについて尋ねると、「手が込んで丁寧に作られている機械」と回答。今後の機械に期待することは「さらに丈夫な機械」とのこと。作業を中断せずトラブルなくシーズンを終えられることが大面積での適期作業には特に重要だ。
これからもユーザーに寄り添い要望をくみ取りながら、満足してもらえる製品づくりに邁進していきたいと決意を新たにした筆者であった。
プロフィール
荒川 様
栃木県下野市
営農面積 105ha(米40ha、麦65ha)
栃木県稲作経営者会議会長、全国稲作経営者会議理事を歴任