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ブームマスターZ・オフセットモアの二刀流で
夏場の草刈作業の負担を軽減!

農事組合法人アグリサポート白山 様

ブームマスターZ・オフセットモアの二刀流で夏場の草刈作業の負担を軽減!

農事組合法人アグリサポート白山 様

 岩手県の南西部に位置する胆沢平野。胆沢川と北上川に囲まれたこの地は、日本最大級の扇状地として有名であり、その面積は約20,000haにも及ぶ。
 日本書紀に続く歴史書、『続日本紀』(789年)において「水陸万頃(すいりくばんけい)」(豊かな水資源と肥沃な大地)とも称された自然溢れるこの地で農業を営む、農事組合法人アグリサポート白山の皆さまにお話を伺った。

地元営農組合の法人化

 アグリサポート白山は2017年設立で組合員が10人程。前身の営農組合の法人化によりスタートした。
 今年は水稲が23ha、大豆が59ha程作付けしており、移植・播種から収穫まで全て自分たちで行っている。トラクターは全部で6台、田植機が2台、水稲用自脱型コンバインが3台、汎用コンバインが2台という設備体制である。機械の持ち寄りはせずに、前身の営農組合の機械を買い取るという形でスタートした。

インタビューに快く応じてくれた
アグリサポート白山の皆さん

取材日に新たに納入されたオフセットモアを早速お試し
草を細断するから仕上がりも満足

草刈作業と大豆管理作業の両立で時間が足りない・・・

 「取り扱う面積が広く、草刈りをしなければならない面積も大きい。刈払機や乗用モアなど小型の機械ではこなすことができず、スピーディに除草作業をするために大型機械の導入を検討した。」
と代表理事の本城さんは語る。夏場は除草作業と並行して大豆の管理作業を行わなければならないため、草刈作業を行える人員が限られている。
 また、胆沢扇状地は6つの河岸段丘からなっており、圃場周辺は複雑な地形が多く変形田なども多い。画一的ではない地形の草刈作業をラクに、安全に行うために大型の機械の導入を検討していた。

草刈作業と大豆管理作業の両立で
時間が足りない・・・

 「取り扱う面積が広く、草刈りをしなければならない面積も大きい。刈払機や乗用モアなど小型の機械ではこなすことができず、スピーディに除草作業をするために大型機械の導入を検討した。」
と代表理事の本城さんは語る。夏場は除草作業と並行して大豆の管理作業を行わなければならないため、草刈作業を行える人員が限られている。
 また、胆沢扇状地は6つの河岸段丘からなっており、圃場周辺は複雑な地形が多く変形田なども多い。画一的ではない地形の草刈作業をラクに、安全に行うために大型の機械の導入を検討していた。

取材日に新たに納品されたオフセットモアを早速お試し
草を細断するから仕上がりも満足

オフセットモア・ブームマスターZW作業で
草刈作業の効率UP

 JA担当者さんの勧めにより、設立2年目の2018年に作業幅1.4m、外部油圧駆動のオフセットモアKZL145を導入した。これにより、除草の作業効率が大幅にアップした。しかし、刈取部がオフセットするのみのオフセットモアでは、道路沿いの斜面は除草できてもガードレールや用水路の向こう側は作業することができず、あと少しで届くのに・・・ともどかしい思いをしていた。胆沢平野は基盤整備の関係で排水路が深い場所が多く見られるため、排水路を囲む斜面は角度も急で刈払機などでも作業しづらい。
 これらの懸念を抱いていた中、ササキ新製品のブームマスターZの情報を耳にした。JAに連絡をして早速機械の実演をしてみるとそのリーチの長さに驚いたという。ブームマスターZは作業幅が90cmと100cmのモデルがあり、それぞれの水平リーチ長さは3.6m、4.5mとかゆい所に手が届く機械だ。オフセットモアとブームマスターの2台の機械の活躍により除草効率は格段に向上した。今シーズンはさらに電動のオフセットモアKZXを追加で購入し、拡大する草刈作業の現場で大活躍している。

オフセットモアでは届かない部分も
アームを伸ばしてラクラク作業

就農2年目のオペレーターでも簡単操作
刈取部が左前に出て視認しやすい

左前刈りで作業の安全性を重視!
ブームマスターZの魅力とは

 今回、就農して2年目だというオペレーターの方にお話を伺うことができた。
「腕が伸びる分最初はオフセットモアより怖さがあったが、慣れれば操作も簡単。」
 話を聞くと、彼がブームマスターZを操作するのは3日目とのこと。ポール等をよけながらスムーズに作業する姿を見せてくれた。ブームマスターZは各部に取り付けられたセンサーによりブームの作業範囲を制御しているため、刈取部とトラクターの接触を防いでいる。また、作業範囲外ではローターが自動で回転を停止するためより安全だ。
「草刈作業の際、公道を走る機会が多いため周囲の車を気にして他の作業機より神経を使う。この機械はアームが左側に出るから逆走にならないし、刈取部が前方に出るため作業部が確認しやすい。対向車が来るたびヒヤヒヤしなくて済む。」
 ブームマスターZは左側にアームが伸びるため、公道沿いの作業でも逆走せずに作業をすることができる。刈取部が大きく前に張り出すため、作業部の視認性が高く、石や障害物を確認しやすいため安心して作業に臨むことができる。
 農業人口の減少に伴い、熟練者ではないオペレーターが作業を行う機会も増えていくと予想される。操作が容易で、作業時の安全にも十分配慮されたブームマスターZのような機械が今後ますます活躍の幅を広げていくであろう。

左前刈りで作業の安全性を重視!
ブームマスターZの魅力とは

 今回就農して2年目だというオペレーターの方にお話を伺うことができた。
「腕が伸びる分最初はオフセットモアより怖さがあったが、慣れれば操作も簡単。」
 話を聞くと、彼がブームマスターZを操作するのは3日目とのこと。ポール等をよけながらスムーズに作業する姿を見せてくれた。ブームマスターZは各部に取り付けられたセンサーによりブームの作業範囲を制御しているため、刈取部とトラクターの接触を防いでいる。また、作業範囲外ではローターが自動で回転を停止するためより安全だ。
「草刈作業の際、公道を走る機会が多いため周囲の車を気にして他の作業機より神経を使う。この機械はアームが左側に出るから逆走にならないし、刈取部が前方に出るため作業部が確認しやすい。対向車が来るたびヒヤヒヤしなくて済む。」
 ブームマスターZは左側にアームが伸びるため、公道沿いの作業でも逆走せずに作業をすることができる。刈取部が大きく前に張り出すため、作業部の視認性が高く、石や障害物を確認しやすいため安心して作業に臨むことができる。
 農業人口の減少に伴い、熟練者ではないオペレーターが作業を行う機会も増えていくと予想される。操作が容易で、作業時の安全にも十分配慮されたブームマスターZのような機械が今後ますます活躍の幅を広げていくであろう。

就農2年目のオペレーターでも簡単操作
刈取部が左前に出て視認しやすい

プロフィール
農事組合法人アグリサポート白山
  米や大豆の生産
  代表理事  本城繁樹
  組合員数  10名
  営農面積  水稲23ha、大豆59ha(2023年)

代表理事を務める本城繁樹さん

ご使用いただいているササキ製品
 
マルチインプルメント ブームマスターZ
 BMZシリーズ

 

e-styleオフセットモア(電動仕様)
 KZXシリーズ

 
オフセットモア(油圧仕様)
 KZLシリーズ