世界最大の二重カルデラ湖である十和田湖や緑豊かな奥入瀬渓流など、雄大な自然に囲まれた青森県十和田市、三本木原台地に根を下ろす十和田アグリ株式会社。2013年の創業以来、営農面積は年々拡大し、2023年で取り扱い面積は約170町歩となった。
記念すべき初回となる今回は、週刊ダイヤモンドの「レジェンド農家2023」ランキングで全国17位にランクインした同社の躍進の秘密に迫る。
担い手への農地集約加速 「前に進むしかない」
東日本大震災をきっかけに「食」の重要性を再認識し、農業の世界に飛び込む決断をした竹ヶ原社長、父親から受け継いだ有限会社竹ヶ原農産で飼料用稲わら、乾牧草の生産・販売を行う傍ら、新たに設立した十和田アグリ株式会社で米や大豆、小麦、野菜、飼料用作物の生産・販売を行っている。
農業従事者の人口減少並びに高齢化は十和田の地でも例外ではなく、季節を問わず、常に農地の引取依頼が舞い込んでいる。それにより年間5~20町歩のペースで営農面積が拡大しており、2023年も水田だけで20町歩程度増加する見込み。今後も離農に伴う農地集約は速度を増していく中、「前に進むしかない」と竹ヶ原社長。計画外の面積拡大に対して、設備投資や人材確保の面といかにバランスを取るかが難しい点だと言う。
農地拡大に超耕速マックスハローACEが大きな力に!
規模の拡大に対応すべく同社が採用しているのが、超耕速代かき機マックスハローACEである。販売店から作業速度の速い機械があると勧められ作業幅4.4mの機械で実演を依頼。その作業効率の良さを気に入り導入を決め、今シーズンは田植え機が2台に対して代かき機は作業幅4.4mを2台、5.0mを2台の計4台体制で作業を行った。他の機械にはない作業速度・時間短縮を臨める性能が魅力だ。
「田植え機に追いつかれないように作業をしなければいけない。超耕速はこなれが良く、しかも速く走れる。」とオペレーターの山田さん。従来機では縦横と計4回かけていたものが荒代・本代の2回で済むようになった。作業速度は時速2.0~5.0kmと圃場条件に合わせ最適な速度を見極めながら作業をしている。同社ではトータル2週間ほどかけて代かき作業を行っているが、面積拡大に合わせて超耕速マックスハローACEの台数を追加で増やしていくことで、以前と変わらない期間で代かき作業を終わらせることができている。
また、爪の耐久性についても満足しているとのこと。超耕速シリーズはCK爪と呼ばれる大きく曲がった爪を用いており、砕土性に優れていながら、耐久性も高い。実際に超耕速マックスハローACEを導入して3シーズン程経つが、未だに爪の交換は不要であと1、2シーズンは使用できそうな状態だ。利益を上げていくためには1枚の圃場にかける時間・コストをいかに減らし、その上で作業の仕上がりの質をいかに保つかが重要と山田さん。メンテナンスにかかる費用・時間が軽減されるのも超耕速マックスハローACEの嬉しいメリットだ。
農地拡大に超耕速マックスハローACEが大きな力に!
規模の拡大に対応すべく同社が採用しているのが、超耕速代かき機マックスハローACEである。販売店から作業速度の速い機械があると勧められ作業幅4.4mの機械で実演を依頼。その作業効率の良さを気に入り導入を決め、今シーズンは田植え機が2台に対して代かき機は作業幅4.4mを2台、5.0mを2台の計4台体制で作業を行った。他の機械にはない作業速度・時間短縮を臨める性能が魅力だ。
「田植え機に追いつかれないように作業をしなければいけない。超耕速はこなれが良く、しかも速く走れる。」とオペレーターの山田さん。従来機では縦横と計4回かけていたものが荒代・本代の2回で済むようになった。作業速度は時速2.0~5.0kmと圃場条件に合わせ最適な速度を見極めながら作業をしている。同社ではトータル2週間ほどかけて代かき作業を行っているが、面積拡大に合わせて超耕速マックスハローACEの台数を追加で増やしていくことで、以前と変わらない期間で代かき作業を終わらせることができている。
また、爪の耐久性についても満足しているとのこと。超耕速シリーズはCK爪と呼ばれる大きく曲がった爪を用いており、砕土性に優れていながら、耐久性も高い。実際に超耕速マックスハローACEを導入して3シーズン程経つが、未だに爪の交換は不要であと1、2シーズンは使用できそうな状態だ。利益を上げていくためには1枚の圃場にかける時間・コストをいかに減らし、その上で作業の仕上がりの質をいかに保つかが重要と山田さん。メンテナンスにかかる費用・時間が軽減されるのも超耕速マックスハローACEの嬉しいメリットだ。
春のあぜぬり作業も「超耕速」で!
今シーズンは代かき機以外にも超耕速シリーズの製品を導入いただいた。リバースあぜ塗り機超耕速カドヌールACEである。オペレーターを務める畑さんに話を聞く。
「今までの機械と比べて倍近くの速さで作業が出来て驚いている。塗った後も雑草が生えてきづらい。」
従来機だと時速0.5km程度で作業をしているが、超耕速カドヌールACEでは時速1.0~1.5kmで作業をしている。3月末ごろから1週間以上かけてあぜ塗り作業を行っているが、超耕速カドヌールACEの導入により作業効率がUPし、扱う農地が拡大しても同じ時間内で作業が可能だ。
また、実作業を行う中で様々な条件の圃場があると畑さん。あぜ高さの低い圃場のための大径ローラーなどオプション部品についても興味を覗かせていた。
十和田市から日本農業をけん引する若き人材たち
昨今の未曾有の社会情勢により、農業や畜産業を取り巻く環境もより厳しいものになっている。農業業界の未来を背負う担い手の方々が全国各地にいるが、圧倒的に足りていないのが現状である。そんな中で、いかに作業効率を向上するか、また、いかに次世代の農業人口を増やしていくかが重要だと竹ヶ原社長は語る。
同社を訪問し驚いたのがその年齢層の低さだ。同社は10~40代の若い人材で会社が構成されている。積極的な設備投資は生産性の向上はもちろんだが、若い人材のためという側面もあると竹ヶ原社長は言う。ドローン・GPS付の農業機械など最新鋭の設備・環境を整えるのは、若者に少しでも農業や機械に興味を持ってもらえるようにという思いからだ。Instagramでの情報発信も欠かさない。農業の現場をSNSで発信することで、農業をより身近に感じてもらいたい、知ってもらいたいという思いがある。
活気あふれる若き人材たちが超耕速シリーズと共に青森・十和田の地から日本の農業をけん引していく。
十和田市から日本農業をけん引する若き人材たち
昨今の未曾有の社会情勢により、農業や畜産業を取り巻く環境もより厳しいものになっている。農業業界の未来を背負う担い手の方々が全国各地にいるが、圧倒的に足りていないのが現状である。そんな中で、いかに作業効率を向上するか、また、いかに次世代の農業人口を増やしていくかが重要だと竹ヶ原社長は語る。
同社を訪問し驚いたのがその年齢層の低さだ。同社は10~40代の若い人材で会社が構成されている。積極的な設備投資は生産性の向上はもちろんだが、若い人材のためという側面もあると竹ヶ原社長は言う。ドローン・GPS付の農業機械など最新鋭の設備・環境を整えるのは、若者に少しでも農業や機械に興味を持ってもらえるようにという思いからだ。Instagramでの情報発信も欠かさない。農業の現場をSNSで発信することで、農業をより身近に感じてもらいたい、知ってもらいたいという思いがある。
活気あふれる若き人材たちが超耕速シリーズと共に青森・十和田の地から日本の農業をけん引していく。
プロフィール
T-Agri Group
十和田アグリ株式会社
米や大豆、小麦、野菜、飼料用作物の生産・販売
有限会社竹ヶ原農産
飼料用稲わら、乾牧草の生産・販売
代表者 竹ヶ原直大
グループ社員数 13名
取扱面積 営農面積:170ha(うち水稲80ha、大豆30ha、小麦15ha、牧草45ha)(2023年)
稲わら収集面積:361ha、牧草収集面積:93ha(2022年)
会社HP:https://t-agri.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/t_agri.group
プロフィール
T-Agri Group
十和田アグリ株式会社
米や大豆、小麦、野菜、飼料用作物の生産・販売
有限会社竹ヶ原農産
飼料用稲わら、乾牧草の生産・販売
代表者 竹ヶ原直大
グループ社員数 13名
取扱面積
営農面積:170ha(2023年)
(うち水稲80ha、大豆30ha、小麦15ha、牧草45ha)
稲わら収集面積:361ha(2022年)
牧草収集面積:93ha(2022年)
会社HP:
https://t-agri.jp/
Instagram:
https://www.instagram.com/t_agri.group